ゼロ発信について

ゼロ発信について(0発信について)

ゼロ発信とは

電話やFAXをダイヤルする際、電話番号の前に「0」をダイヤルする操作を言います。
主に電話交換機の後方の電話機やFAXより、外線に電話をかけるときに使用する外線選択信号用番号です。「7」の場合は専用線、「8」の場合は別の回線など、特殊な外線を選択するときにも使います。

FAXにおけるゼロ発信の注意事項

ゼロ発信が必要な電話環境では、例えば、0354192567にFAXしたい場合、0+0354192567とダイヤルします。
この「0」を忘れるとどのようなことが起こるのかということですが、0354192567と電話したにもかかわらず、35419256(最後の7は無視されます)という電話番号に電話がかかってしまいます。
これは、先頭の「0」をゼロ発信の「0」と認識してしまう為です。

市内局番で、「3541」は東京都内にも存在します。(中央区の一部)
もし万が一、この番号が存在した場合、本来FAXを送りたかった相手とは別の相手にFAXが送信されてしまいます。
実際には誤った相手に送信されているにもかかわらず、FAX機には正しい番号「0354192567」が表示されていて、送信完了となるため、あたかも問題なく送信できたかのように見えます。

 

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弊社自社ブランド「テレガード」では、「0」発信(ゼロ発信)環境に合わせた設定をすることも可能で、テレガードを付けていた場合では、上記例で、「35419256」にFAXしてもよいか、確認のメッセージが表示されます。
テレガード表示上は市内通話と自動認識しますので、「0335419256」と表示されます。当然のことながら、ダイヤルした人が意図した電話番号と異なります(FAX機に表示されている番号とも異なります)ので、FAX送信する前に間違いに気付く事になります。

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