ご挨拶
当社では主にコンピューターソフトウェアの開発を主体とした事業を行っています。生まれたての小さな会社ですから会社の人格、すなわち私の思いをお伝えするのが大事なのではないかと考え、ご挨拶とさせていただきます。

ソフトマティック株式会社が生まれ、やっと3年目が終わろうとしています。

特に求人広告会社の方々に、「なぜこの会社を立ち上げられたのですか?」「会社としてどのようにしていきたいのですか?」と必ず問い掛けられます。色々と思いは勿論ありましたが、この会社、むしろ私のポリシーはいったいなんだったのだろうと改めて考えさせられました。

自分の手でソフトウェアの開発を行って19年ほど経とうとしています。ソフトウェアの開発に「たずさわる」のではなく、開発を「実行して」きました。

これまで現場の方々と会話をし、その要望に応えていく事はやりがいのあるものでした。現場というのはエンドユーザーです。顧客にとって要望とは本当にやりたいことだと思っています。その要望された機能によって、業務が簡単になったり、業務のスピードが早くなったり、人為的な間違いがなくなったりするわけです。要望は全て必要なものばかりではありませんが、本当に必要な機能なのかどうかは話せば分かります。

何の為にやりたいのか、どういった状況がよく発生するのでこの機能が必要とされている、と顧客の立場にたって話すことができれば、それは「やるべきだ」と自然に理解できるようになります。

次はどうすればよいか考えます。どうしたら一番シンプルに実現できるかということです。これを考えなければ、「面倒くさい」で終わる会話です。

それを、どうしたら面倒くさくならないか、どう工夫したら「できそうだね!」になるのか、非常に時間と労力のかかる作業ですが、それを真剣に考え実践していけば実はそれほど面倒ではなく、具体的にどれくらい期間が取られるのか、期間を大幅に越えるのであればどれくらい価格が上がるのか、などがざっと見えてきます。

勿論「ベスト」を目指します。ですが色々と状況などが見えてきますと、少々古い言い回しかもしれませんが、「ベスト」ではなくても「グッド」、うまくいけば「ベター」でよいと思います。

このあたりが「面白さ」です。謎解きです。補助線をたった一本引くことで大きく逆転する面白さです。こ部分が「やりがい」に繋がっているのだと思います。

顧客の要望に応えるべく、責任者だからこそ、開発の最前線で1プログラマーとしてもこなしてきました。ただ、技術にこだわるのではありません。要望に応えるのです。

私は未だに開発の最前線にいます。便利なソフトウェアを作ることが大好きです。

ただ、たまたま電話周辺のソフトウェアを作ることが多かったのがこの事業の始まりです。

本当にソフトウェアの開発を続けていきたいのならば、本当に自分の考えたアイディアや方法を実現するには、本当の意味で顧客の「要望」に対する「ベストな解決策」を提案できるようになるには・・・
色々と考え障害は少なくありませんでしたがこの道がシンプルであると考え、この会社を始めました。

冒頭に掲げた問い掛けに対する答えは、ここにあります。

「なぜこの会社を立ち上げられたのですか?」

ずっとソフトウェアの開発技術者を続けていたいからです。
新しい要望に応えられるよう挑戦したいからです。

「会社としてどのようにしていきたいのですか?」

この思いを共有できる人が増えるようにしたいです。

何しろこういう風に考えていると、楽しいのです。
ソフトマティック株式会社
代表取締役

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