【サービスイン】仮想インフラへの移行作業を行いました
当社システムをご活用のお客様におきまして、既存の物理サーバー環境を仮想環境へ移設する作業を行いました。
移行のきっかけは複数台の物理サーバーハードウェアの老朽化が主で、今後の保守の不安より、可搬性の向上(サーバーの入れ替え作業などによる負担を軽減したい)と可用性(ハードウェア故障に対するサービスの継続)の向上を目的として、今後の拡張性なども想定し仮想インフラストラクチャとすることを検討されました。
当プロジェクト内では、構成検討/ハードウェアの選定/調達/インストール/設定/システムの移行作業/DBの移行作業/設置と本稼働移行までトータルに実施させていただき、運用支援も継続して行います。
仮想インフラストラクチャとしてVMware vSphere 5.1を使用し、VSA(vSphere Storage Appliance)環境をHP社サーバー上に構築し、お客様環境の既存物理サーバーインフラを仮想インフラストラクチャへと移行しました。
仮想共有ストレージ(VSA)を使用しているため、専用の共有ストレージハードウェアは不要ではありますが、vSphereHA、vMotionに対応しているために、障害時の復旧スピードやメンテナンス性に優れた構成となりました。
今回の構成としては、vCenterServer用Windowsサーバー、ESXiホストマシン2台の計3台で構築し、バックアップにはARCserveを使用して仮想マシンのRAWバックアップを提供しました。
同一のサービスレベルを維持するためには、物理サーバー構成と比較してコストパフォーマンスが高く、ハードウェア利用効率の高い設備となりました。